【2026年】スマホ代、平均より払いすぎ?タイプ別に選ぶ格安SIMの見直し方

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トレンドインサイト編集部(生活・お金担当)
公開 2026.07.20|更新 2026.08.03
出典:総務省「家計調査(2025年)」/MM総研「スマートフォン料金の実態調査」(2026年1月)

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ここまで当編集部では、食品の値上げ、放置サブスク、電気・ガス補助の終了と、家計を圧迫する要因を追ってきました。固定費の見直しも、電気・ガス・サブスクと進めてきた方が多いと思います。

その最後に残るのが通信費です。実はここが、多くの家庭で一番手つかずのまま放置されている固定費です。この記事では、あなたが平均より払いすぎていないかを確認し、タイプ別に合う見直し方を診断できるようにしました。

結論:大手のままなら、月数千円払いすぎている可能性

スマホ月額料金の比較

大手4キャリア平均
¥4,420/月
スマホ全体の平均
¥3,997/月
格安SIM(30GB例)
¥2,068/月

総務省「家計調査(2025年)」では二人以上世帯の通信費は月平均約14,000円(携帯電話料金を含む)。大手キャリアと格安SIMの差は月2,000〜2,500円、年にすれば24,000〜30,000円にのぼります。

ポイントは、通信費は使う量が同じでも、契約先を変えるだけで下がるということです。電気やガスと同じで、一度乗り換えれば効果が毎月続きます。しかも通信品質は大手回線を借りているサービスも多く、日常利用では差を感じにくくなっています。

大手4キャリア平均4420円と格安SIM2068円を比較した図解
総務省・MM総研の調査と各社公表値をもとに編集部が作成

あなたに合う見直し方は?|30秒でわかるタイプ別診断

「格安SIMが気になるけど、自分に合うか分からない」という方へ。2つの質問に答えると、あなたに向いた見直し方が表示されます。

Q1. 月にどれくらいデータを使いますか?



Q2. 契約や審査について、当てはまるものは?


2026年は差が広がった|大手が値上げした分、放置のコストが上がっている

これまで大手キャリアの料金は「高いけれど据え置き」でした。2026年はそこが変わりました。大手キャリアが値上げに転じ、しかも既存契約者も対象になっています。何もしなければ、来月から自動的に請求額が上がるということです。詳しくは大手キャリアが値上げに転換|乗り換えないと自動で上がるで整理しています。

一方で、格安SIMの30GBクラスは月2,000円台のまま据え置かれています。つまり両者の差は縮まるどころか、広がる方向に動いているということです。「そのうち見直そう」と先送りするほど、差額は毎月積み上がります。

もうひとつ、2026年10月に控えている変化があります。社会保険の加入条件が変わり、これまで配偶者の扶養内で働いてきた人が新たに加入対象になるケースが出てきます。その場合、本人の保険料負担は月12,500円ほど増えます(年収106万円のケース・厚生労働省の試算)。制度の中身は2026年10月「106万円の壁」撤廃|週20時間の壁へにまとめました。

この負担増は、働き方を変えない限り避けられません。しかし通信費の見直しで月2,000〜2,500円、家族2回線なら4,000〜5,000円を取り戻せば、増加分の多くを相殺できます。収入を増やすより先に、出ていく側を止めるほうが確実です。編集部として、いま通信費の優先度が上がっていると考えるのはこの理由からです。

「乗り換えは面倒」という思い込みを1つずつ潰す

格安SIMに変えない理由として、よく挙がるのが次の3つです。いずれも今は解消されています。

  • 「手続きが面倒そう」:多くはWebで完結し、MNP(番号そのまま乗り換え)もワンストップで手続きできます。SIMが届いたら差し替えるだけです。
  • 「通信が遅いのでは」:格安SIMの多くは大手キャリアの回線を借りています。混雑時間帯以外は日常利用で差を感じにくくなっています。
  • 「電話番号が変わる」:MNPを使えば番号はそのままです。変わりません。

唯一の手間は「最初の乗り換え作業」だけです。それも一度やれば、あとは毎月自動的に安くなり続けます。面倒を先送りしている間にも、差額は毎月出ていっています

固定費見直しの総まとめ|削る順番

ここまでの流れを整理すると、固定費の見直しは次の順で進めるのが効率的です。一度で済み、効果が続くものから手を付けます。

対象 年間の削減目安 手間
放置サブスク 最大 約43,000円 数分・即効
電気・ガス 約17,000円〜 初回のみ
通信費(スマホ) 約24,000〜30,000円 初回のみ
食費 継続次第 毎日・継続必要

サブスク・電気ガス・通信の3つを合わせると、年間で8万円以上の削減も現実的です。これは食費を必死に切り詰めるより、はるかに少ない労力で達成できます。

まだ見直していない方へ

電気・ガスの負担増と削減額も、30秒で試算できます

よくある質問

Q. 格安SIMにすると本当に安くなりますか?
大手4キャリアの平均は月約4,420円、格安SIMは30GBでも月2,000円台の例があります。差額は月2,000〜2,500円、年24,000〜30,000円が目安です。使う量が同じでも契約先を変えるだけで下がります。
Q. 電話番号は変わりますか?
MNP(番号ポータビリティ)を使えば、今の電話番号はそのまま引き継げます。手続きはワンストップ化が進んでおり、Webで完結する会社が増えています。
Q. 審査が不安です。クレジットカードもありません
審査なし・口座やクレジットカード不要で使えるプリペイド型のSIMもあります。申し込んだその日から使えるものもあるため、「審査が不安」「すぐ番号が欲しい」という場合の選択肢になります。上の診断で確認できます。
Q. 固定費はどの順番で見直せばいい?
一度で済み効果が続く順に「放置サブスク→電気・ガス→通信費→食費」が効率的です。電気・ガスの負担増と削減見込みは光熱費値上げ計算機で試算できます。
Q. 乗り換えるタイミングはいつがいいですか?
思い立ったときで問題ありません。かつては解約金が乗り換えの障壁でしたが、現在は大手を含め多くの会社で解約金を設けていません。ただし契約中の端末代の残債がある場合は支払いが続く点、月途中に解約しても料金が日割りにならない会社がある点は事前に確認してください。自分の締め日を調べ、その直前に切り替えると無駄が出にくくなります。なお2026年10月に社会保険料の負担が増える人は、それより前に固定費を下げておくと家計への衝撃を抑えられます。

まとめ

  • 大手4キャリア平均は月約4,420円:格安SIMは30GBでも月2,000円台の例がある
  • 差額は月2,000〜2,500円・年24,000〜30,000円:使う量が同じでも下がる
  • 乗り換えの手間は「初回だけ」:番号はそのまま、Webで完結する会社が多い
  • 審査が不安なら審査なしSIMも:口座・クレカ不要・即日利用の選択肢
  • サブスク+電気ガス+通信で年8万円以上の削減も現実的

通信費は、固定費見直しの「最後の砦」です。ここまで手を付ければ、値上げで増えた分を大きく上回る削減ができます。

※ 出典・データについて
通信費の平均は総務省「家計調査(2025年)」、スマホ月額料金はMM総研の調査(2026年1月時点、大手4キャリア平均4,420円・全体平均3,997円)に基づきます。格安SIMの料金は各社の2026年7月時点の公表値(税込)です。
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